鹿児島ラーメン

鹿児島ラーメンをご存知でしょうか。
鹿児島ラーメンを出来るだけ詳しくご紹介します。

●豚骨スープ

鹿児島ラーメンのスープは豚骨ベースで、鶏ガラや野菜を使う半濁スープです。
麺はかんすいを使わない白い直流の中太麺が多い。

鹿児島ラーメンは他のご当地ラーメンに比べて、横並びパターンではなくそれぞれのお店によってスープやスタイルが大きく異なっているのが特徴といえるでしょうね。中には「味噌ラーメン」をメニューに加える店も多く、メニューの目玉にする店や専門店が多く存在するのも特色と言える。

その姿は定番の札幌味噌ラーメンとは大きく異なり、独自のスタイルで土着化した言わば「鹿児島流味噌ラーメン」といえるものも登場した。ラーメンには関係ないが、注文すると漬物（多くは、甘酢大根の千枚漬け）が出されるという特徴がある。

鹿児島ラーメンの代表的なお店

海乃屋：鹿児島市小松原町の鹿児島ラサール学園近くにある。旧店名は「海軍屋」で現在、西伊敷にある同店が天文館にあった頃に暖簾分けした。鹿児島県立南高等学校生だった長淵剛や大阪からラサールに進学したラサール石井が学生時代に通っていた店。 右のＹｏｕｔｕｂｅは海乃屋です。

のぼる屋：鹿児島市大黒町。一杯1000円のラーメン、現存する鹿児島ラーメンでは最古参といわれ、鹿児島ラーメンのルーツの一つと考えられている。

歌手の森進一が学生時代に出前持ちした店、ラーメン好きだった故・伊丹十三監督が絶賛した店として有名で、彼の代表作の一つである映画『タンポポ』主人公の女主人が切り盛りする貧乏ラーメン店は、のぼる屋の創業者をモチーフにしたと言われている。

店の起こりは創業者の女性が横浜で看護婦をしていたときに中国人の患者からお礼として教わったラーメンの味が忘れられず、帰郷後、試行錯誤の後に完成させた。

店は天文館中心部のはずれで離島航路の港に近い場所にある。有名店にもかかわらず未だに古い店構えで厨房内には創業当時から女性しかおらず、羽釜のような鍋で麺を茹でる様は壮観。

鹿児島市郊外の有名ラーメン店

ラーメンセンターほんや：
鹿児島市草牟田（そうむた）の国道3号線沿道にある。近所には県立鹿児島工業高等学校を初めとして各種の学校が多いため当初は部活帰りの学生の来店が多かった。

開店してから40数年で木造で板張りの昔ながらの佇まいの店である。屋号の由来は、近くに学校が多いので以前は「本屋」さんだったとのこと。鹿児島駅周辺にも同様の屋号のラーメン店がある。

海軍屋：
現在は丘陵部の住宅地である鹿児島市西伊敷にあるが、以前は天文館で営業していた。

その為周辺の住民以外にも年配者を中心に遠方から通う客も少なくない。鹿児島ラーメンの具によく使用される「湯通しのキャベツ千切り」は50年ほど前にこの店が発祥と言われている。

鹿児島ラーメン

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鹿児島ラーメンの代表的なお店

鹿児島市郊外の有名ラーメン店

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